10月1日、B型事業所がスタートします。「A型に、B型を足した」だけではありません

スマイルハンズ和歌山は、2026年10月1日から就労継続支援B型を開設し、A型とあわせた多機能型の就労継続支援事業所になります。なぜ今、B型なのか。B型を始めることで何が変わるのか、代表 斎藤忠孝の目指すビジョンをまとめました。

この記事の3つのポイント

1. 10月1日からB型を開設し、A型+B型の多機能型に

見学・体験に来られる方のうち、A型で雇用できるのはごく一部。その受け皿をつくることが、2〜3年来の課題でした。

2. 「B型 → A型 → 一般就労」のステップアップの道ができる

9月1日にはA型から2名が一般就労へ。年内に、障害のある方が「キャリア」を描ける一本の道がつながります。

3. 工賃は、県平均の3倍以上を目指す体制

中心屋グループの事業基盤があるからこそ、B型でも「頑張った分が返ってくる」やりがいを大切にします。

スマイルハンズ和歌山の、これからの動き

  • 2026年9月1日 A型で働いていた2名が、一般就労へ。スマイルハンズのA型で訓練を重ねてきた男性2名が、一般企業(総合病院と、グループ会社の中心屋)へ就職しました。
  • 2026年10月1日 就労継続支援B型を開設。A型+B型の「多機能型」に。A型での雇用がまだ難しい方も、B型から社会とのつながりをつくれるようになります。
  • 2026年 年内 「B型 → A型 → 一般就労」の一本の道が完成。それぞれの段階で力をつけ、次のステージへ進める体制が整います。

B型を始める理由

10月からA型に加えてB型をスタートされます。どんな思いからですか?

スマイルハンズはこれまで、A型事業所のみで運営してきました。就職を希望される方、体験や見学に来られる方は、およそ10人お越しになって、実際にA型で雇用できるのは、お2人程度です。

残りの方は、A型としての雇用がまだ難しい障害をお持ちの方々です。その方たちの受け皿が必要だ、というのが2〜3年前からずっと課題でした。

ようやく体制が整い、10月1日からB型の認可を受けます。A型とB型の両方を持つ「多機能型就労継続支援事業所」になります。

「A型にB型を足した」だけではない理由

B型が加わることで、何が変わりますか?

実は9月1日、A型で雇用していた男性2名が、一般就労に移りました。

これで、B型で社会とつながる → A型で訓練を重ねて力をつける → 一般就労へという一本の道ができます。年内には、この形が出来上がります。

障害のある方でも、「キャリア」を見込めるようになる。働く人たちにとって夢や目標ができて、頑張りがいが増える。そこが一番大きいと思っています。

STEP 1 B型

まず社会とのつながりをつくる。自分のペースで通う場所を持つ

STEP 2 A型

雇用契約を結び、訓練を重ねて働く力を高める

GOAL 一般就労

一般企業へ。2026年9月1日に2名が実現

大切なのは、障害のある方がやりがいを持って仕事をして、頑張ったら頑張った分の評価を得て、安心して長く働ける体制が整うこと。そして、その先に一般就労へのステップアップがあることです。B型でまず社会とのつながりをつくり、A型へステップアップされる方が増えてほしいと思っています。

代表 斎藤 忠孝

B型の工賃について

B型の工賃は、どのように考えていますか?

和歌山県のB型で、障害のある方が1か月に受け取る工賃の平均は約24,600円です(令和6年度・和歌山県公表)。

私たちは中心屋グループで事業が成り立っているので、他のB型事業所の3倍以上の工賃をお渡しできる体制を目指しています。だからこそ、よりやりがいを持って働いてもらえると思っています。

和歌山県のB型 平均工賃

約24,600円/月

令和6年度 和歌山県公表値

スマイルハンズのB型が目指す工賃

県平均の3倍以上

中心屋グループの安定した仕事があるからこそ

理想の形と、いまの現在地

理想の形を10段階とすると、いまはどのあたりまで来ていますか?

まだ半分も行っていないな、と思っています。

和歌山県では、人口の約12人に1人が障害のある方です。その中で就労継続支援の事業所に通っている方は、まだまだ少ないのが現状です。

私の娘も知的障害があるのでよくわかるのですが、外に出ていかない子は、ほぼ引きこもりになってしまいます。社会とのつながりがまったくない状態です。

だからこそ、外に出て行く場所、自分のいる場所をつくってあげたい。それが一番大きな思いです。

B型を開設して多機能型になったこと、9月1日に2名が一般就労へ移れたこと。これはひとつの大きな動きでした。それでもまだ、5.5くらいでしょうか。

3年後の目標

その先に見えているビジョンを教えてください。

やはり、どれだけの方を雇い入れることができるか、です。

いまは約30名ですが、3年後にはその5倍、150名の体制を目指しています。そこまで来れば、10段階で7か8くらいになると思います。

社会との接点を増やしていくこと。社会貢献も見据えて、今回のB型開設に取り組んでいます。

現在の受け入れ人数

約30名

A型事業所として運営中(2026年9月時点)

3年後の目標

150名体制

B型とA型を合わせて、いまの5倍の方を迎える

和歌山で働く場所を探している方へ

和歌山で「こういう場所で働いてみたい」と思っている方へメッセージをお願いします。

スマイルハンズの一番いいところは、一般で働いているスタッフの面倒見の良さです。これは自慢できるところだと思っています。

障害のある方も、障害のない方も、みんなでチーム一丸となって働く

そういう場所です。まずは一度、見学に来てみてください。

まずは見学から。B型のご相談も受け付けています。

「A型はまだ少し不安」「まずは通うことから始めたい」という方も、10月からはB型でお迎えできます。ご家族やご支援者の方とご一緒の見学も歓迎です。

※ 面接ではありません。私服でお気軽にどうぞ。

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和歌山県のB型平均工賃は和歌山県公表の令和6年度実績、人口比は「紀の国障害者プラン2024」(和歌山県)に基づきます。

B型の開設日・受け入れ状況は変更になる場合があります。最新の情報はお問い合わせください。

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